地域おこし協力隊の
新居見励（ニイミレイ）さんが空の家で活動を始めて２ヶ月が経つ。

その間
リピーターのお客さまだけでなくコロナ明けということもあり国内外から、この小さな集落に多くのファミリーが
足を運んでくださったこともあり慣れない中で彼自身とてもめまぐるしかったと思う。

それでも
「つぎ何したらいいですか」
と聞くことなく
一度お願いしたことは次々にマスターし２ヶ月と思えない活躍ぶりを見せている。

そんなレイさんの頑張りっぷりを少しでも知っていただけたら嬉しいなと思う。

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・おかんとレイさん

おかんが食事の盛り付けをしている時レイさんは細やかに
おかんのお手伝いをしてくれる。料理の作り方のことや盛り付けそれから発酵食品のことなどお互いに情報交換しながら楽しそう。この調子でおかんから植物のあしらい方や器選びとかさりげない日常の彩り方を学んで欲しいと思う。

・ケイタとレイさん

ケイタの掃除の仕方は本当に半端ない。造園の仕事の時からそうだった。手抜きは絶対に許さないし地域のみんなやお客さまが通るからと
日々道の清掃をしている。
室内の掃除はレイさんが来てからさらに磨きがかかった。
（自分より人、地域への無償の愛という）ケイタの生き方はなかなか真似のできる事じゃないから少しずつでもレイさんの中に取り入れてもらえると嬉しいなと思う。

・（特に海外の）お客さまとレイさん

正直レイさんの英語力にはびっくりした。頭の中で訳す事なく右脳左脳のようにしっかり英語を使えている。
神明の花火大会の時にもアメリカのお客さまにスポンサーはどこの会社で、とか競技花火の説明とかちゃんと訳して説明していた。和紙づくりの説明もそう。伝統産業の紹介やワークショップにおいては
やっぱりきちんと伝えることがすごく大事だと思うので
町に対する貢献度が非常に高いと感じた。（てか、レイさん英語の時の方がお喋りになってる）

・子供達とレイさん
レイさんは時々自分の子供たちを空の家に連れてきてくれる。レイさんには子供が２人いて下の子はまだ赤ちゃん。
空の家は地元の大人も子供も
じーちゃんもばーちゃんも
なんか自然にお客さまと接してくれるのが一番好きなところなので長女が子どものお客さまと一緒に遊んだりレイさんも時には赤ちゃんをおんぶしながら掃除をしてくれているのがとても自然でありがたい。

生きることと働くことが
自然にいっしょなのが
私はとてもいいなと感じる。

・地域おこし協力隊とレイさん

地域おこし協力隊の活動日数は月に20日。活動時間は一日7時間45分一般の会社とかしたら当たり前の勤務時間でも朝（というか明け方）から深夜まで続く宿の仕事の中での協力隊の活動時間は正直ちょっと少ない。でもそれ以外の時間にレイさんはSNSにアップしてくれたり野菜を作ったりお客様にお出しする
酵素ジュースやパン生地、ピザ生地を作ったり色んな事をしてくれている。
（さらにバイトやクライミングまで！！）

毎月いただくお金が決められているとしたらその中で何をするか、どこまでするかに
（こちら側も何をしてもらうか、どこまでしてもらうに）
人間性が出ると思う。

地域おこし協力隊という任務は「自分」にとっても
「近萩、そして空の家(つまりお客様)」にとっても「町」にとってもいい事を選択する。

そんな中レイさんの日々の活動は本当に申し分ないと思っている。

こうして助けてくださる多くの方々のおかげで働けているから、これからも謙虚さと感謝の気持を大切にしていきたい。

レイさんいつもありがとうね。

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